エアロゾルデポジション(AD)法の基礎・成膜メカニズムとデバイス応用・将来展望

★常温でのセラミック成膜が可能なAD法!成膜をうまく実現する方法とは?
エアロゾルデポジション:AD法で作ったリチウムイオン電池の固体電解質膜などをはじめとするエネルギーハーベスティングバイスのポテンシャルとは?
セミナー風景

【会 場】 東京中央区立産業会館 4F 第2集会室 【東京・中央区】都営浅草線東日本橋駅より徒歩4分など

【日 時】 平成23年10月6日(木) 13:30-16:15

【定 員】 30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。

【聴講料】 【早期割引価格】1社2名まで46,200円(税込、テキスト費用を含む)
※9月23日を過ぎると【定価】1社2名まで49,350円(税込、テキスト費用を含む) となります
◆同一法人より3名でお申込みの場合、69,300円


http://ec.techzone.jp/products/detail.php?product_id=2357


第1部 エアロゾルデポジション法における成膜技術の基礎とプラズマ援用による高度化



【13:30-14:30】

講師:龍谷大学 理工学部 機械システム工学科 講師 森 正和 氏

【講演主旨】
エアロゾルデポジション法は種々のセラミックスや金属が常温形成可能な成膜技術である.本講演ではエアロゾルデポジション法の概略といくつかの成膜事例を紹介する.さらに,エアロゾルデポジション法の高度化の一例としてプラズマ援用についても取り上げる.


【プログラム】

1.エアゾロルデポジション法とは?

2.AD法による成膜事例
 2-1 プラスチック基板上へのアルミナ形成
 2-2 ニッケル,銅などの金属膜形成
 2-3 積層膜の形成
 2-4 硬質装飾膜の形成

3.エネルギ-援用エアロゾルデポジション法
 3-1 プラズマ援用エアロゾルデポジション法とは?
 3-2 プラズマ援用エアロゾルデポジション法の成膜装置
 3-3 プラズマ援用エアロゾルデポジション法による成膜事例

【質疑応答】



第2部 エアロゾルデポジション(AD)法の成膜メカニズムとデバイス応用・将来展望



【14:45-16:15】

講師:独立行政法人産業技術総合研究所  先進製造プロセス研究部門 上席研究員 (兼) 集積加工尾研究グループ長 先進コーティング技術プラットフォーム・主監 明渡 純 氏

【講師ご経歴】

1984早大理工学部応用物理学科卒、1989〜1991年同理工学部助手をへて、1991年通産省工業技術院機械技研入所、2001年から独立行政法人産業技術総合研究所グループ長、工学博士。専門:薄膜工学、デバイス集積化技術、光応用計測。現在、エアロゾルデポジション法やインクジェット法によるセラミックスインテクグレーション技術とMEMSデバイス等を研究。2002〜2006年度・経済産業省ナノテクノロジープログラム・プロジェクトリーダー。常温衝撃固化現象によるAD 法の発明者。

2007年 第39回 市村賞 学術貢献賞。
2007年 平成9年度 文部科学大臣表彰 科学技術賞 研究部門。
2007年 第5回 産学官連携功労者表彰 科学技術政策大臣賞。
2007年 平成19年度 全国発明表彰 21世紀発明賞。
2009年 平成20年度 日本機械学会賞(技術)。 
2011年 第65回(平成22年度)日本セラミックス協会賞(学術賞)
など受賞


【講演主旨】
エアロゾルデポジション(AD)法は、常温衝撃固化現象を利用して 常温、高速にセラミックス機能膜を形成する技術である。 本講演では、成膜原理やプロセスパラメータなどの基本からエネルギーデバイスへの応用開発など、最新情報を紹
介する。


【プログラム】
1.研究の背景
2.エアロゾルデポジション(AD)法とは?
 2-1 成膜方法・装置の概要
 2-2 成膜特性(電気・機械特性、微細パターニング法など)

3.成膜メカニズムについて
 3-1 固体粒子の照射によるコーティング技術の歴史
 3-2 固体微粒子衝突速度の測定法
 3-3 成膜メカニズムの基本とその制御要因

4.AD法のデバイス応用
4-1 各種電子部品関連への応用と国家プロジェクトの推進
4-2 エネルギーデバイスへの応用(1) Li電池応用
 4-3 エネルギーデバイスへの応用(2) 燃料電池応用
 4-4 エネルギーデバイスへの応用(3) 太陽電池応用
 4-5 エネルギーデバイスへの応用(4) 超電導線材応用
 4-6 大面積成膜について (ロールtoロール方式など)
 4-7 その他応用の可能性 (医療用部材、装飾関連)

5. 特許出願と海外研究開発の動向

【質疑・名刺交換】 

問題解決のための創造的手法としてのFMEA&DRBFM

★FMEAの帳票は埋めるだけで一苦労だが、効果ってどれぐらいでるの?
トヨタでも実践されているDRBFMを学ぶことにより、未然防止につながる創造的な手法としてのFMEAを学ぶ!
★講演の中で、FMEAの実習もおこないます。
セミナー風景

【会 場】 東京中央区立産業会館 4F 第4集会室 【東京・中央区】都営浅草線東日本橋駅より徒歩4分など

【日 時】 平成23年10月13日(水) 10:30-16:30

【定 員】 30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。

【聴講料】 1社2名まで49,350円(税込、テキスト費用を含む) となります

◆同一法人より3名でのお申し込みの場合、69,300円

詳細確認またはお申込をご検討されている方は下記URLをご覧ください ▼
http://ec.techzone.jp/products/detail.php?product_id=2230


【ご講演趣旨】
FMEAの帳票は埋めるだけでも相当の工数を必要とするが、その工数にみあった効果が見込めないのとの現実がある。この研修ではDRBFM(Design Review based on Failure Mode)を学ぶことにより、未然防止につながる創造的な手法としてのFMEAを学ぶ。


【キーワード】
1.DRBFM
2.未然防止
3.DR(Design Review)


【プログラム】

1.設計FMEAの課題
 (1)本来の狙い
 (2)それでも不具合は起こる

2.設計FMEAの改善
 (1)設計問題点の現状
 (2)FTAとFMEAの比較
 (3)設計FMEAの取り組み
 (4)設計FMEAの効果

3.設計DRBFMの実施
 (1)目的
 (2)適用範囲
 (3)実施要領

4.設計DRBFMの作成手順
 (1)作成手順
 (2)作成のポイント
  ・機能抽出
   ・故障モード検討
   ・故障メカニズム検討
   ・製品への影響と影響度の検討
   ・設計の考え方と処置
   ・発生度、検出度の検討
   ・重要度の考え方
   ・処置方法の抽出と検討
   ・対策の実施効果の確認

5.検討会の実施
   ・目的
   ・適用範囲
   ・実施要領
   ・実施時期
   ・事前準備 
   ・検討会の実施

6.結果の活用

7.まとめ

【質疑・名刺交換】 

『耐熱性・耐候性を持つポリイミド樹脂の微粒子化の基礎と応用展開』

★耐熱性が高いポリイミドを微粒子化できる技術がある?
★他の樹脂と複合化し、どう機能性の高い材料を作っていくか?その方法は?
★粒径・粒子径の均一なポリイミド微粒子を大量に生産する方法を教えます!

【講 師】独立行政法人産業技術総合研究所 コンパクト化学システム研究センター 研究員 博士(理学)石坂 孝之 氏

【会 場】てくのかわさき 4F 展示場【神奈川・川崎市】東急溝の口駅東口、JR武蔵溝ノ口駅 下車 徒歩5分

【日 時】 平成23年10月26日(水) 13:30-16:30

【定 員】 30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。

【聴講料】 【早期割引価格】1社2名まで46,200円(税込、テキスト費用を含む)
※但し10月11日までにお申込いただいたTech-Zone会員に限る。会員登録は無料

※10月11日を過ぎると【定価】1社2名まで49,350円(税込、テキスト費用を含む) となります

◆同一法人より3名でお申込みの場合、69,300円

詳細確認またはお申込をご検討されている方は下記URLをご覧ください ▼
http://ec.techzone.jp/products/detail.php?product_id=2369
【ご経歴】
最新ポリイミド材料と応用技術, 第20章 希土類イオンドープポリイミドナノ粒子, シーエムシー出版, 2006
有機薄膜形成とデバイス応用展開, 第5章 ポリイミドナノ粒子を用いた低誘電率絶縁膜, シーエムシー出版, 2008
ポリイミドの高機能化と応用技術, 第3章 第11節 ポリイミドナノ粒子の調製と機能化,サイエンス&テクノロジー, 2008
光機能性高分子材料の新たな潮流―最新技術とその展望―, 第3章 有機・高分子ナノ粒子の作製と応用展開, シーエムシー出版, 2008
経歴
1999年 東北大学大学院工学研究科博士課程前期2年の過程修了
1999年 東北大学工学部 助手
2002年 東北大学多元物質科学研究所 研究員
2006年 東北大学多元物質科学研究所 助教
2008年より現職



【講演主旨】
ポリイミド樹脂はスーパーエンジニアプラスティックの一種で、高い耐熱性(350〜450℃)、高強度・高弾性、耐溶剤性等の優れた特性を有しています。主にフィルムやバルク成形体として利用されていますが、微粒子という形態においても多種多様な用途への展開が期待されます。本講ではポリイミド樹脂の微粒子化について解説します。併せて、環境低負荷を意識したポリイミド(複合)微粒子の(連続)製造法についてご紹介します。また、簡便な機能化手法による、他の物質との複合微粒子化と、その応用例をご紹介します。


【プログラム】

1.はじめに
 1-1 ポリイミドとは
 1-2 微粒子形成の基礎

2.ポリマー微粒子の作製法
 2-1 一般的なポリマー微粒子作製法
 2-2 ポリイミド微粒子の作製例

3.再沈・イミド化法によるポリイミド微粒子の作製
 3-1 基本原理
 3-2 微粒子のサイズ制御
 3-3 低温相分離溶媒系での高効率作製

4.ポリイミド微粒子の光機能化
 4-1 希土類イオンドープ微粒子―紫外光照射量、熱履歴を感知する材料―
 4-2 ポリイミド微粒子の強発光蛍光体

5.ポリイミド微粒子の多孔質化と低誘電率絶縁膜(Low-k膜)への応用
 5-1 低誘電率絶縁膜
 5-2 無機塩を空孔源としたかご状中空微粒子の作製
 5-3 ポリマーを空孔源とした多孔性微粒子の作製―ゴルフボール型、中空型微粒子―
 5-4 微粒子膜の作製
 5-5 誘電率特性

6.マイクロリアクターを用いた連続製造
 6-1 マイクロリアクターとは
 6-2 基本原理
 6-3 作製条件依存性
 6-4 ナノ粒子内包型微粒子

 【質疑応答 名刺交換】

≪スパッタリングにおける薄膜成形を中心とした≫ 『プラスチックフィルムの表面改質と機能性薄膜の密着性向上・デバイスへの応用』

★スパッタリングで低温でしっかりした品質の成膜をいかに作成するか?
★成膜速度向上や膜厚の面内均一性を保持するノウハウとは?
★プラスチック基材へ成膜し、密着性を向上させるための表面改質とは?
★基礎とトラブルを中心にいま流行のタッチパネル関連部材へのスパッタリングの応用も解説!

【講 師】東海大学 工学部 機械工学科 教授 岩森 暁 氏

【会 場】東京中央区立産業会館 4F 第4集会室【東京・日本橋
   都営新宿線 馬喰横山駅 地下通路経由  B4出口 5分 (道案内2)
   JR総武快速線 馬喰町駅 東口改札経由  C1出口 5分 (道案内3) ほか

【日 時】 平成23年10月26日(水) 13:30-16:30

【定 員】 30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。

【聴講料】 【早期割引価格】1社2名まで46,200円(税込、テキスト費用を含む)
※但し10月11日までにお申込いただいたTech-Zone会員に限る。会員登録は無料

※10月11日を過ぎると【定価】1社2名まで49,350円(税込、テキスト費用を含む) となります

◆同一法人より3名でお申込みの場合、69,300円

詳細確認またはお申込をご検討されている方は下記URLをご覧ください ▼
http://ec.techzone.jp/products/detail.php?product_id=2359

【講演主旨】
プラスチックフィルム上にスパッタリングなどの物理気相蒸着(PVD)法により形成した薄膜は、ベースとなるプラスチックフィルムの特性を大きく向上させます。プラスチックフィルム上に金属薄膜、無機薄膜、有機薄膜を形成し、種々の機能・特性を向上させる技術について基礎から応用までわかりやすく紹介します。とくに金属薄膜では薄膜の接着性や展延性に優れた金属蒸着フィルム、無機薄膜では透明電極やガスバリアー膜の形成、有機薄膜では反射防止膜などへの応用など、これら薄膜の機能発現メカニズム、さらにはプラスチックフィルムの表面改質や、低温成膜技術を中心に成膜速度や膜厚の面内均一性などの応用まで含めた技術の紹介を致します。


【キーワード】
1.スパッタリング成膜技術の基礎から応用まで
2.機能性薄膜
3.プラスチックフィルム


【プログラム】

 1.薄膜形成技術の基礎
 1-1 薄膜形成法の種類とその特徴
 1-2 化学気相蒸着(CVD)と物理気相蒸着(PVD)
 1-3 PVDの種類とその特徴
 1-4 スパッタリングの種類とその特徴

2.プラスチックフィルム上に形成した金属薄膜
 2-1 スパッタリングによりポリイミドフィルム上に形成した金属薄膜
  2-1-1 スパッタリングによりポリイミドフィルム上に形成した銅薄膜の接着性
  2-1-2 加熱による銅薄膜の接着力の安定性と接着強度低下防止
 2-2 真空蒸着法によりポリエステル(PET)フィルム基板上に形成した金属薄膜
  2-2-1 金属薄膜の引張特性と接着性
  2-2-2 ポリエステルフィルム上に2源真空蒸着により形成した合金薄膜の成形性

3.プラスチックフィルム上に形成した無機薄膜
 3-1 スパッタリングにより形成した透明導電性薄膜(ITO薄膜)
 3-2 反応性スパッタリングにより形成したシリコン酸化物系薄膜のガスバリアー性

4.プラスチックフィルム上に形成した有機薄膜
 4-1 高周波スパッタリングにより形成したフッ素系有機薄膜の特性
 4-2 磁場を利用した高速成膜と膜厚の面内均一性
 4-3 反射防止膜への応用

5. プラスチックフィルムの表面改質と微細加工技術
 5-1 プラスチックフィルムの表面改質法の種類とその特徴
 5-2 プラズマを利用した表面改質と微細加工への応用

6. スパッタリングにより形成した薄膜のセンサーへの応用
 6-1 高周波スパッタリングにより形成した有機薄膜の揮発性有機溶剤(VOC)センサー
 6-2 高周波スパッタリングにより形成した有機薄膜の活性酸素センサーへの応用


 【質疑応答 名刺交換】

『照明系光学設計入門』


★多様な照明に共通する照明系光学の用語から丁寧に説明します!!
★今、注目のLEDにも対応可能な照明系設計を学ぼう!!
★PC不要の「照明系設計」の手順とは!?

【会 場】川崎市国際交流センター 第1会議室【神奈川・川崎市東横線 元住吉駅から徒歩10分

【日 時】 平成23年10月26日(水) 10:30-16:30

【定 員】 30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。

【聴講料】 【早期割引価格】1社2名まで46,200円(税込、テキスト費用を含む)
※但し10月11日までにお申込いただいたTech-Zone会員に限る。会員登録は無料

※10月11日を過ぎると【定価】1社2名まで49,350円(税込、テキスト費用を含む) となります

◆同一法人より3名でお申込みの場合、69,300円

詳細確認またはお申込をご検討されている方は下記URLをご覧ください ▼
http://ec.techzone.jp/products/detail.php?product_id=2351

【講演趣旨】
LED等の利用も含む、照明系のための光学設計の方法を、基礎から学べます。多様な状況において用いられる照明系の設計に共通する、非常に基礎的かつ重要なところから説明いたします。

【キーワード】
1.LED
2.照度
3.輝度

【プログラム】

1. 光源の特性を表す測光量の基礎
 1-1 照度
 1-2 輝度
 1-3 強度

2. レンズ設計・照明シミュレーションに必要な光源data(LED光源を例にして)
 2-1 照明シミュレーションはどうするのか?
 2-2 波長特性
 2-3 光源形状と強度分布
 2-4 全方位輝度分布測定

3. 基本的な照明系の法則
 3-1 ヘルムホルツ-ラグランジュの不変量
 3-2 輝度不変則
 3-3 余弦則と逆2乗則、cos4乗則
 3-4 コンピュータを使わない照明系設計

4. 照明系と収差
 4-1 効率の良い光学系
 4-2 結像収差と照度分布
 4-3 )瞳収差と照度分布

5. 様々な照明システム
 5-1 基本的な照明系の分類
 5-2 光源のインテグレート化
 5-3 照明系を繋ぐ
 
【質疑応答・名刺交換】

『ハイブリッド・デュアルUV硬化のメカニズムと応用および課題』


★UV硬化の基本から課題まで網羅!!
★複数の光硬化反応を組み合わせるハイブリッドUV硬化と光と熱を組み合わせるデュアルUV硬化とは!?
★縮合重合によるひずみに至るまで解説いたします。
★書籍〜UV硬化の基礎と実践〜も贈呈いたします。

【会 場】てくのかわさき B1F 第1研修室【神奈川・川崎】東急溝の口駅東口より徒歩8 分、JR武蔵溝ノ口駅は北口より徒歩8 分

【日 時】 平成23年10月25日(火) 12:30-16:30

【定 員】 30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。

【聴講料】 【早期割引価格】1社2名まで49,350円(税込、テキスト費用を含む)
※但し10月11日までにお申込いただいたTech-Zone会員に限る。会員登録は無料

※10月11日を過ぎると【定価】1社2名まで52,500円(税込、テキスト費用を含む) となります

◆同一法人より3名でお申込みの場合、72,450円

詳細確認またはお申込をご検討されている方は下記URLをご覧ください ▼
http://ec.techzone.jp/products/detail.php?product_id=2370

【講演者略歴】
1968年東京工業大学博士課程修了
 工業技術院研究所(現産総研)で研究室長、研究企画官、研究部長を経る。
1991年より東京工業大学資源化学研究所教授。
2004年3月に定年退職、名誉教授。
2001年より2004年3月まで東京理科大学総合研究所嘱託教授。
2004年4月より2011 年3月まで東邦大学理学部特任教授。


【キーワード】
 1.UVキュアリング
 2.紫外線硬化
 3.フォトポリマー


【講演主旨】
UV硬化を高性能化するために、複数の光硬化反応を組み合わせるハイブリッドUV硬化と光と熱の効果を組み合わせるデュアルUV硬化を説明する。後者では、光が届かない部分の硬化促進が起こりうるので、その現状と課題を述べる。

【プログラム】

1.硬化反応
 1-1.背景、歴史的な展開
  1-1-1.フォトポリマーの応用形態
  1-1-2.UV硬化の課題

 1-2 UV硬化反応
  1-2-1.UV硬化とは?
  1-2-2.ハイブリッド・デュアルUV硬化の定義
  1-2-3.光ラジカル重合反応
  1-2-4.アクリル系モノマー・オリゴマー
  1-2-5.エン・チオールUV硬化系
  1-2-6.光カチオン重合反応
  1-2-7.光カチオン重合用モノマー・オリゴマー
  1-2-8. UV硬化と重合収縮

2.ハイブリッドUV硬化
 2-1.定義と分類
 2-2.ラジカル重合からなるハイブリッドUV硬化
  2-2-1.光ラジカル重合+光ラジカル重合系
  2-2-2.光ラジカル重合+光チオール・エン重合系
  2-2-3.光ラジカル重合+光ラジカル架橋
  2-2-4.光ラジカル重合+光カチオン重合系
 2-3. 主反応がカチオン重合の場合
 2-3-1.開環重合+ビニル重合

3.デュアルUV硬化
 3-1.デュアルUV硬化と熱硬化反応
 3-2.光ラジカル重合からなるデュアルUV硬化
  3-2-1.光ラジカル重合+アリル基酸化架橋系
  3-2-2.光ラジカル重合+水分硬化系
  3-2-3.光ラジカル重合+ウレタン架橋系
  3-2-4.光ラジカル重合+熱カチオン架橋系
  3-2-5.光ラジカル重合+熱アニオン架橋系
  3-2-6.光・熱アニオン架橋系

4.増殖型UV硬化
 4-1.光酸発生剤反応+熱酸発生反応
 4-2.光酸発生反応+酸増殖反応
 4-3.光塩基発生反応+塩基増殖反応
 4-4.フロンタル重合

【質疑応答・名刺交換】

『自動車塗料・塗装における基礎と評価、トラブル対策Q&A』

★自動車用塗料に使用される樹脂・顔料・添加剤・溶剤は?
★自動車塗装の耐久性を上げるにはどうしたらいいの?
★ブツ・ハジキ・タレ・ワキなどのトラブル対策方法ってあるの?

【講 師】元日本ペイント株式会社 自動車塗料事業本部 技術部長 長尾 五郎 氏

【会 場】てくのかわさき 5F 第5研修室【神奈川・川崎市】東急溝の口駅東口、JR武蔵溝ノ口駅 下車 徒歩5分

【日 時】 平成23年10月24日(月) 13:30-16:30

【定 員】 30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。

【聴講料】 【早期割引価格】1社2名まで46,200円(税込、テキスト費用を含む)
※但し10月11日までにお申込いただいたTech-Zone会員に限る。会員登録は無料

※10月11日を過ぎると【定価】1社2名まで49,350円(税込、テキスト費用を含む) となります

◆同一法人より3名でお申込みの場合、69,300円

詳細確認またはお申込をご検討されている方は下記URLをご覧ください ▼
http://ec.techzone.jp/products/detail.php?product_id=2257

【ご講演趣旨】
車の塗装ははどのようにしているのだろうか?自動車の色はどうして決まるのか?自動車塗装の寿命は?自動車塗装の耐久性はどうして試験するのか?など自動車塗装を知らない素人でも分かる様な内容にしたい。

【キーワード】
1.自動車塗料
2.自動車塗装
3.自動車塗料樹脂

【プログラム】

1.基礎編
 Q1、自動車メーカーは幾つあるのか?
 Q2、自動車の塗装はどのように成っているのか?
 Q3、自動車用塗料の構成要素は何か?
 Q4、自動車用塗料の色はどうして決まるのか?
 Q5、自動車用塗料メーカーは?
 Q6、自動車用塗料の将来動向は?

2.材料編
 Q1、自動車用塗料に使用される樹脂とは?
 Q2、自動車用塗料に使用される顔料とは?
 Q3、自動車用塗料に使用される添加剤は?
 Q4、自動車用塗料に使用される溶剤は?

3.物性制御・向上偏
 Q1、自動車用鋼板は?その表面処理は?
 Q2、自動車の色彩設計・色彩デザイン? 
 Q3、自動車塗装の耐久性向上策は?・市場調査?

4.評価技術編
 Q1、自動車塗装の外観品質の評価法は?鮮映性とは?
 Q2、酸性雨対策とは?
 Q3、VOC対策とは?
 Q4、フォールアウト対策とは?
 Q5、鉛筆硬度?
 Q6、リコート性?

5.工程技術偏
 Q1、自動車塗装の工程とは?
 Q2、塗装技術の進歩とは?
 Q3、自動車塗装の工程短縮とは?
 Q4、自動車塗装設備には何があるか?

6.トラブル対策偏
 Q1、外観異常とは?
 Q2、ブツ・ハジキ・タレ・ワキの4大不具合とは?
 Q3、塗料の変退色とは?塗料液での変色とは?耐久性能での変退色とは?
 Q4、自動車用水性塗料とその課題とは?
 Q5、ラインで経験した不具合にどう向かうのか?

7.トピックス偏
 Q1、ROHS規制とは?
 Q2、MSDSとは?
 Q3、アメリカCAAとは?
 Q4、日本の大気汚染防止法とは?
 Q5、日本の水質汚濁防止法とは?

【質疑応答・名刺交換】