『高反射/遮熱/断熱塗料の開発と節電効果・耐久性の向上と応用展開』

★節電、省エネ効果の高い遮熱・断熱塗料とフィルムへの応用展開!
★自動車用、建築材料用、、、断熱透明フィルムへの成膜技術!
★塗料としての設計面での改善による耐久性向上効果の向上!
セミナー風景

【会 場】 川崎市産業振興会館 第1会議室 【神奈川・川崎】JRまたは京急線 川崎駅 下車 徒歩7分

【日 時】 平成23年10月24日(月) 13:00-16:15 (予定。講師を追加する可能性があります)

【定 員】 30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。

【聴講料】 【早期割引価格】1社2名まで46,200円(税込、テキスト費用を含む)

※9月22日を過ぎると【定価】1社2名まで49,350円(税込、テキスト費用を含む) となります

◆同一法人より3名でお申込みの場合、69,300円

詳細確認またはお申込をご検討されている方は下記URLをご覧ください ▼
http://ec.techzone.jp/products/detail.php?product_id=2365


第1部 太陽光高反射塗料における耐久性・耐候性の向上と応用展開


【13:00-14:15】

講師:独立行政法人産業技術総合研究所 安全科学研究部門 社会とLCA研究グループ 研究員 井原 智彦 氏

【プログラム】

1. 建築物における高反射率塗料
 1.1 建築物への適用
 1.2 高反射率塗料によるエネルギー消費・CO2排出削減効果
 1.3 高反射率塗料によるヒートアイランド緩和効果
 1.4 高反射率塗料によるライフサイクルCO2排出量の増減
 1.5 他の建築外表面技術との比較
 1.6 高反射率塗料を用いたクリーン開発メカニズム(CDM)

2. 自動車おける高反射率塗料
 2.1 自動車ボディへの塗装
 2.2 自動車ボディへの適用による省エネルギー
 2.3 高反射率塗装化によるCO2排出削減ポテンシャル
 2.4 高反射率塗装化によるヒートアイランド緩和効果

3. その他の導入事例
 3.1 道路舗装
 3.2 鉄道車両
 3.3 公的機関の動向


第2部 ナノサイズの中空シリカ粒子を内包する断熱性薄膜形成用の塗料の開発
―粒子合成、分散、複合化から応用事例まで―

【14:30-16:00】

講師:名古屋大学 セラミックス基盤工学研究センター長 教授 藤 正督 氏

【講演主旨】
中空粒子はこれまで多用されてきた中実粒子と比較して,その構造からくる多くの特徴的な機能を発現する。また、これらの特徴を生かした多くの用途が考えられている。さらに,ナノサイズの中空粒子が量産できるようになり,種々の応用研究が益々盛んになっている。この中には従来のミクロンサイズの中空粒子では成しえなかった特異な性質を発現することによる応用例もある。超熱効果もその一つである。本講演ではこれら中空粒子の機能を活かす材料づくりとして粒子合成法、粒子分散法、複合化法を応用事例も含めて紹介したい。

【プログラム】

1.はじめに
 1-1 研究紹介
 1-2 中空粒子の魅力

2.中空粒子の合成
 2-1 中空粒子合成概論
 2-2 無機シ-ド粒子による中空粒子合成
 2-3 バブリング法による中空粒子合成

3. ナノ中空粒子の応用を用いた透明超断熱膜
 3-1 中空粒子と断熱
 3-2 超断熱が得られる中空粒子
 3-3 中空粒子の分散と複合化
 3-4 断熱性と超断熱
 3-5 光学特性

4.ナノ中空粒子の応用を中心とした関連研究の紹介
 4-1 防食への応用
 4-2 その他

5. おわりに

【質疑応答】