導電性フィラー・ペースト入門
〜基礎、金属粒子の粉末特性、製造法、ペースト化技術、具体例〜
★基礎的機能である粒径、構造、膜厚などの制御法について、それぞれの調製法について徹底解説
★内容把握度をチェックする“ミニ・テスト”付き
★事前内容リクエストサービス実施中
【会 場】 てくのかわさき 5F 第5研修室【神奈川・川崎】
東急溝の口駅東口、JR武蔵溝ノ口駅は北口 下車 徒歩10分
【日 時】 平成23年10月25日(火) 10:30-16:30
【定 員】 30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。
【聴講料】 【早期割引価格】1社2名まで46,200円(税込、テキスト費用を含む)
※但し10月11日までにお申込いただいたTech-Zone会員に限る。会員登録は無料
※10月11日を過ぎると【定価】1社2名まで49,350円(税込、テキスト費用を含む) となります
◆同一法人より3名でお申込みの場合、69,300円
詳細確認またはお申込をご検討されている方は下記URLをご覧ください ▼
http://ec.techzone.jp/products/detail.php?product_id=2368
【キーワード】
1.導電性金属粒子
2.導電性金属ナノ粒子
3.銅焼成膜の回路形成
【講座主旨】
電子回路を印刷で形成する「プリンタブルエレクトロニクス技術」が注目を集めている。これには導電性インク(バインダーに金属粒子を分散した塗料やペースト)で印刷した厚膜回路が現実的で、実用化が始まっている。金属粒子は組成や製造方法、粒度などで特性が大きく異なり、導電性インクの物性や塗膜の性能を決める場合が多い。本講では導電性フィラーとして使用する金属粒子の粉末特性、製造方法、ペースト化技術について、具体例を示しながら用途別に解説する。また、最近注目されている金属ナノ粒子の実用化に向けた開発動向についても述べる。
【プログラム】
1.はじめに
1-1 金属粉工業の歴史と主な用途、代表的な製造方法について
2.導電性フィラー(銀粒子)の粉末特性と製造技術
2-1 導電塗料用銀粒子とは?
2-2 ポリマー型導電ペースト用銀粒子とは?
2-3 焼成型導電ペースト用銀粒子とは? ペーストに高充填する方法は?
2-4 ペースト化技術について
銀粒子の最適充填量は?
銀粒子の粉末特性は?
ポリマー樹脂の影響は?
3.導電性フィラー(銅粒子)の粉末特性と製造技術
3-1 導電塗料用銅粒子とは?
3-2 ポリマー型導電ペースト用銅粒子とは?
3-3 焼成型導電ペースト用銅粒子とは? ペーストに高充填する方法は?
3-4 ペースト化技術について
銅粒子の最適充填量は?
溶剤の選定方法は?
表面処理技術とその効果は?
4.その他の導電性金属フィラー
4-1 導電塗料用ニッケル粒子の粉末特性と塗膜導電性の関係について
4-2 銀被覆用片状銅粒子の粉末特性について
5.導電性フィラー(金属ナノ粒子)の粉末特性と製造技術
5-1 固相法・気相法・液相法による銅・銀ナノ粒子の製造方法について
5-2 ポリマー型導電ペーストの作製技術について
5-3 銅ナノ粒子分散ペーストの低温焼成膜作製技術について
焼成温度と焼成雰囲気は?
緻密な焼成膜を得るペースト組成・粒子径は?
6.金属の物理・化学特性について
7.金属粒子・金属ナノ粒子の取り扱い方法について
7-1 発火・燃焼・爆発の危険性は?
7-2 職場での管理方法は?
【全体の質疑応答・名刺交換】