導電性高分子(PEDOT)の基礎物性と合成および応用

・物性の高さから、ITOに代わる透明電極材料として期待されるPEDOT
・PEDOTの基礎から多用な応用性や今後の技術展開などを学び、特性を活かした高機能製品の開発を急げ!

会 場 (株)日本テクノセンター研修室 【東京・新宿区】
日 時 2010年 10月4日(月) 10:30〜17:30  
定 員 30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。
聴講料 1名につき47,250円
    ※ 同一法人より2名以上でのお申し込みの場合、1名につき42,000円 。

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http://ec.techzone.jp/products/detail.php?product_id=982



■講師の言葉
 PEDOTは導電性高分子のなかでも高い電気伝導度および良好な耐久性を示すことから、数多くの応用が提案され、既に電解コンデンサの陰極材料や帯電防止材料として実用化されている。
 また最近では、印刷法で電子デバイスを作製するプリンタブルエレクトロニクスが注目され、印刷法による有機EL有機薄膜太陽電池および電子ペーパーの商品化の発表が相次いでいるが、PEDOTはこれらのデバイスの透明電極材料としても有力視されている。
 さらに、他材料との複合化による性能向上および新機能の発現など新しい展開が見えてきている。
 今回のセミナーではPEDOTの高導電化、高次構造制御、パターニングおよび応用に関する最新の技術開発動向を紹介するとともに、気相重合法および複合化による新機能発現など新しい展開についても紹介する。

◆修得知識
・PEDOTの材料としての技術開発の現状
・PEDOTを用いたデバイスの技術開発の現状


1. 導電性高分子の展開


2. PEDOTの基礎

  1.合成

  2.物性


3. 高導電性PEDOTとその導電機構

  1.高沸点溶媒処理系

  2.イオン液体処理系

  3.界面活性剤添加系

  4.その他の系


4. 気相重合PEDOT


5. PEDOTの高次構造制御


6. PEDOT誘導体


7. PEDOTのパターニング


8. PEDOTの応用

  1. 透明導電膜

  2.電子デバイスの透明電極としてのPEDOT

    a.有機EL

    b.有機薄膜太陽電池

    c.電子ペーパー

  3.他材料との複合化とその機能

    a.有機材料との複合化

    b.無機材料との複合化