『ゴム・エラストマーの基礎と選定方法、寿命予測およびトラブル対策』

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★ゴム材料の的確な選択や活用のポイント、劣化の見極め、さらにトラブル事例を交えた実践講座!
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会 場 (株)日本テクノセンター研修室 【東京・新宿区】

日 時 2010 年6月18日 (金) 10:30〜17:30

定 員 30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。

聴講料 1名につき:47,250円

※同一法人より2名以上でのお申し込みの場合、1名につき42,000円



■講師の言葉
ゴム材料は、熱、光、紫外線、酸素、水またはオゾンなどの様々な因子により影響を受け、物性低下や外観不良等、本来有すべき機能が失われることがある。 そのため、ゴム材料を使った製品を考える場合、膨大な数のゴム材料の中から、適材適所のゴムを的確に選択し、その特性を十分に把握した上で、活用することが必要である。本セミナーでは、各種ゴム材料の特性・用途を始め、物性面・加工面等からみたゴム材料選択・活用のポイント、又、様々な劣化の見極め方・寿命予測・トラブル対策事例に至るまで、わかりやすく解説します。 。


1. ゴム材料の性質・用途と最新動向
  1.ゴムの基本的性質
    a.ゴムとはどんな物質か?
    b.ゴムと他材料との違い
    c.ゴムとプラスチックの性質を併せ持つ熱可塑性エラストマーとは
  2.天然ゴムの特徴
    a.天然ゴムの特徴と欠点
    b.ラテックスの特徴とその用途
  3.合成ゴムの特徴・用途
    a.スチレンプタジエンゴム(SBR)
    b.プタジエンゴム(BR)
    c.ニトリルゴム(NBR)
    d.エチレンプロピレンゴム(EPM・EPDM)
    e.クロロプレンゴム(CR)
    f.アクリルゴム(ACM・ANM)
    g.シリコーンゴム(VMQ・FVMQ)
    h.フッ素ゴム(FKM・FEPM・FFKM)など
  4.ゴムの性質・機能に関与する要因(ゴムの性質・機能は何で決まるか)
    a.化学構造
    b.添加剤
    c.配合設計
  5.ゴム材料の最新開発動向
    a.ゴム・エラストマー系ナノコンポジットの開発
    b.超軟質ゴムの開発
    c.動的架橋熱可塑性エラストマーの開発

2. ゴム材料の加工・劣化・寿命とその評価
  1.加工方法とその評価
    a.練り工程
    b.成形工程
    c.加硫(架橋)工程
    d.ラテックスからの直接製造方法
    e.各工程の評価方法  〜充填剤等の分散状態、加硫度など〜
  2.劣化メカニズムとその評価
    a.劣化の因子
    b.熱劣化
    c.光劣化
    d.オゾン劣化など
    e.劣化の評価方法と見極め方 〜力学的評価、装置による評価〜
  3.寿命予測  〜アレニウス法〜

3. 製品開発のためのゴム材料の選択・活用のポイント
  1.物性面からみた選び方・使い方
    a.耐熱性・耐寒性
    b.動的特性・電気特性
    c.耐摩耗性
    d.耐疲労
    e.耐オゾン性
    f.難燃性
    g.耐油・耐溶剤性
    h.耐放射線
    i.気体透過性
  2.加工面からみた選び方・使い方
    a.金型
    b.接着
    c.焼け(スコーチ)
    d.ゴムの収縮
    e.高温高速加硫(架橋)

4.トラブル対策事例
  1.水道水によるトラブル(塩素による劣化)
  2.配合におけるトラブル(配合剤の移行や分解)
  3.成形におけるトラブル(不良品の発生原因と対策)

5.質疑応答



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(2003/12)
秋葉 光雄

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