『異種材(ゴム・樹脂・金属)の接着技術とその応用』

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★重要な生産加工技術の一つである異種材(ゴム・樹脂・金属)の接着技術
★最も有効な補強化技術、異種材接着接合法、接合界面耐久性評価法を修得し、耐久性、信頼性向上による高機能接着加工に活かそう!
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会 場 (株)日本テクノセンター研修室 【東京・新宿区】

日 時 2010 年6月14日(月) 10:30〜17:00

定 員 30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。

聴講料 1名につき47,250円

※同一法人より2名以上でのお申し込みの場合、1名につき42,000円



■講師の言葉
 ゴム・樹脂材料の多くは、単独では強度が弱いため補強して使用される。金属、セラミックス、繊維および木材などの材料はゴム・樹脂材料の有効な補強材であるが、この補強化技術の一つに接着がある 。タイヤ、ベルト、防振ゴム、免震ゴムおよび工業機能部品、電子電気部品、塗料部品などプラスチック、塗料やゴム製品の多くが接着技術を用いて製造されており、接着は工業において最も重要な生産加工技術の一つである。
 本講座では、接着過程における「ぬれ」、流動過程、接着界面形成、接着破壊過程等の理論を解説するとともに、ゴムと金属の直接架橋接着方法、間接接着法、金属と樹脂の接着について紹介します。また、シランカップリング剤を用いた接着物の接着メカニズムを解明する上で、洗浄工程における重要性を XPS接触角測定、FT-IR測定によって材料の表面を分析し、材料表面状態に及ぼすシランカップリング剤の反応性についても説明いたします。



1.接着技術
  1.材料の変遷と複合材料
  2.接着技術の現状と課題
  3.接着方法の分類
  4.環境と接着
  5.接着と離型と汚染

2. 接着の基礎
  1.接着過程
  2.ゴムの流動過程
  3.被着体に対するゴムのぬれ過程
  4.界面の安定化過程
  5.接着における界面結合力
  6.接着破壊過程
  7.接着物の耐久試験による剥離と自己修復性接着

3. 接着の評価解析に利用される分析機器の特徴
  1.表面分析方法の分類
  2.各種表面分析機器の特徴
  3.各種表面分析機器の活用方法
  4.材料表面の化学状態
  5.異種材料接着物の分析事例

4. 接着性に及ぼす金属の表面性状の影響
  1.洗浄方法の種類
  2.洗浄による表面状態
  3.金属酸化物の形成過程
  4.シランカップリング剤の反応量の測定
  5.シランカップリング剤の反応性

5. トリアジンチオール化合物による異種材料の接着技術 

  1.ゴムと金属の接着
  2.樹脂と金属の接着
  3.ゴムとゴムの接着
  4.ゴムと樹脂の接着

6. Q&A



UV・EB硬化技術〈4〉 (CMCテクニカルライブラリー)UV・EB硬化技術〈4〉 (CMCテクニカルライブラリー)
(2007/12)
市村 國宏

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