≪大阪開催≫『鉛フリーはんだの信頼性確保とこれからの設計技術』〜車載用鉛フリーはんだに必要な設計技術と実装技術〜

★設計技術や品質改善のポイントを動画を用いながら分かりやすく解説!
★実装不具合を回避する設計技術!

【講 師】ソルダリング テクノロジ センター 代表  佐竹 正宏 氏

【会 場】エル・大阪 研修室1【大阪・天満橋

【日 時】平成22年10月26日(火) 10:30〜16:00
【16:00講義終了。16:00-16:30:フリータイムQ&A】 

【定 員】30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。

【聴講料】1名につき45,150円(税込、テキスト費用・お茶代含む)
10月12日までに初めてお申込いただいた新規会員様は早期割引価格⇒39,900円
◆同一法人より2名でのお申し込みの場合、69,300円


詳細確認またはお申込をご検討されている方は下記URLをご覧ください ▼
http://ec.techzone.jp/products/detail.php?product_id=1083


【キーワード】
1.鉛フリーはんだ
2.実装
3.信頼性評価

【講演主旨】
鉛フリーはんだ接合部における開発支援を多く行っているが、最近では故障判定基準の策定や統計的な裏付けの取れた信頼性評価方法等、より完成度の高いものになりつつある。また実装不具合を回避する設計技術についても充分な検証が得られてきた。
そこで今回の講演では設計技術や品質改善のポイントを動画を用いながら分かりやすく解説する事に努めた。


【プログラム】

1.はんだ付けの基礎
 1-1.はんだ付けの特徴
 1-2.合金層(金属間化合物)形成
 1-3.はんだの濡れ

2.フラックスの基礎
 2-1.フラックスの役割と種類
 2-2.フラックスの酸化膜除去機能
 2-3.ロジンの効能
 2-4.活性剤の効能
 2-5.チキソ剤の効能
 2-6.ソルダーペースト体積調査実験事例

3.断面観察
 3-1.研磨レベル向上の必要性
 3-2.目的の断面を得るには
 3-3.研磨量調査事例
 3-4.研削レートの算出
 3-5.エッチングによる粒界観察
 3-6.イオンミリング
 3-7.断面から応力集中箇所を読む方法

4.外観観察による初期解析事例
 4-1.量産現場で押さえておきたいはんだ付けのポイント
 4-2.観察のポイント
 4-3.温度プロファイルについて
 4-4.はんだ溶融過程の可視化(動画観察)
 4-5.観察事例1〜5
 4-6.熱量の違いによる外観状態と内部状態 【リフロー】
 4-7.フロー工法で総合的な判断をする為に
 4-8.はんだ鏝の構造
 4-9.はんだ鏝のワット数の違い
 4-10.コテ先温度と回復時間
 4-11.コテ先の消耗とエロージョン
 4-12.外観観察と初期解析まとめ

5.これからの設計技術
 5-1.はんだにとっての高温とは
 5-2.基材と熱膨張係数
 5-3.はんだ付け時の基板の膨張収縮
 5-4.基材と銅はく厚
 5-5.スルーホールアップに必要な設計基準
 5-6.ブリッジ不良0に必要な設計基準
 5-7.その他(シャドウ配置)
 5-8.部品ズレ
 5-9.フィレットと寿命
 5-10.“良い”温度プロファイルとは?
 5-11.部品面からみた温度プロファイル
 5-12.材料面からみた温度プロファイル
 5-13.リフロー温度プロファイル設定のポイント
 5-14.フロー温度プロファイル設定のポイント

【全体の質疑応答】

【16:00講義終了。16:00-16:30:フリータイムQ&A】