ECU診断・例と診断プロトコル Diagnostics on CAN 〜デモ付〜

・車載ネットワーク開発に必要なECU診断 
・車載診断システムとして不可欠な最新技術を修得できる特別講座

【会 場】(株)日本テクノセンター研修室 【東京・新宿区】

【日 時】2010年 10月 14日(木) 10:30〜17:30

【定 員】30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。

【聴講料】1名につき47,250円
※同一法人より2名以上でのお申し込みの場合、1名につき42,000円 。


詳細確認またはお申込をご検討されている方は下記URLをご覧ください ▼
http://ec.techzone.jp/products/detail.php?product_id=1018


■講師の言葉
 車載ECUの診断プロトコルとして、現在、デファクトスタンダードになっているDiagnostics on CANについて解説する。そのために、最低、必要なCANプロトコルの概要、またOBDについても紹介する。
 Diagnostics on CANは、CAN通信をベースとした、ECU診断を目的とする上位プロトコルという位置づけにある。診断サービスは、K-Line通信をベースとした、KWP2000(ISO 14230)を引きついでいるので、KWP 2000 on CANとも呼ばれている。欧州では、CANベースのUDS(KWP2000とDiagnostics on CANの統合診断サービス)が使用されているところもあるが、日本では、まだDiagnostics on CANが多い現状である。デモンストレーションは、ECU診断統合ツールであるDTS7を使用し、Diagnostics on CANとOBDの例を実施する。
 車載ECUの診断、OBD等をこれから業務とする、比較的、初心者の方を対象とした講義である。


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◆修得知識
・CANプロトコルについて
ECU診断、Diagnostics on CANについて
・OBD(On-Board Diagnostics; Mode 1〜4)について

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?.Diagnostics on CAN(KWPonCAN)
  1.車載ネットワーク
  2.CANプロトコル
  3.車載ECUの診断とは?
  4.ECU診断例と必要性
  5.診断サービス(KWP2000から)
  6.サービス例
    a.TesterPresent
    b.ReadDataByLocalIdentifier
    c.StrartRoutineByLocalIdentifier
    d.SecurityAccess
    e.ネガティブレスポンス
  7.通信イメージ
  8.ネットワークレイヤ
  9.ECU診断例と必要性
  10.関連ISO規格


?.OBD(On-Board Diagnostics)
  1.OBDとは?
  2.DTC(Diagnostic Trouble Code)
  3.OBDシステム(国土交通省)
  4.3個のバス
    a.CAN
    b.K-Line
    c.J1850
  5.Mode 1 〜 A
  6.トランザクション
  7.OBDとDiagnostics on CANの関係
  8.OBD関連規格


?.DTS7を使用したデモ
  1.車載ECUの診断 Diagnostics on CAN
  2.DTS7-OBDによるシミュレーションデモ