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『熱分析チャートの読み取りと活用 ―品質管理・寿命予測・物性解釈への適用―』
※7月23日までにお申込いただいた方は37,800円⇒要会員登録(無料)
★適用例を挙げながら基礎知識を習得!
★実際の測定で注意すべき点は??
★熱力学の知識だけではなく非平衡状態での物質の挙動や反応速度論も習得できます!
★個別相談の時間を講義終了後に設けます(ご希望の方は登録制のため事前連絡をお願いします)
詳細確認またはお申込をご検討されている方は下記URLをご覧ください▼
http://ec.techzone.jp/products/detail.php?product_id=801
【講 師】ソニー学園湘北短期大学 情報メディア学科 教授 小棹 理子 氏(工学博士、ICTAC理事)
【対 象】熱分析に課題を持っている企業担当者
【会 場】 産業振興会館 9F 第3研修室A室【神奈川・川崎】
【日 時】平成22年8月4日(水) 12:30〜16:30
【定 員】30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。
【聴講料】1名につき43,050円(税込、テキスト費用・お茶代を含む)
※同一法人より2名でのお申し込みの場合、69,300円
【セミナー解説】
熱分析は物質や材料の温度を変化させながら物性の変化を測定する分析法の総称です。実践する際には、熱力学の知識だけではなく非平衡状態での物質の挙動や反応速度論の理解も必要です。熱分析結果の正しい解釈のための基礎知識を確認したのち、適用例を紹介します。実際の測定で注意すべき点を、実例を基に理解していただきます。
【プログラム】
第1講 高分子・無機材料の熱的性質-簡単な熱力学
1.1 熱分析とは-何を測るのか
1.2 無機材料の熱的性質
熱容量と転移、熱膨張、熱伝導
1.3 高分子の熱的性質
結晶と融解、ガラス転移と緩和、熱分解、熱履歴(分子量依存性など)
1.4 反応
酸化と還元、表面・界面での反応、高分子特有の反応
1.5 熱分析の応用例
1.6 演習
第2講 測定法と結果(熱分析チャート)―測定法の原理と得られる結果の解釈
2.1 DSC
2.2 TG-DTA
2.3 TMA
2.4 複合熱分析(とくにEGAとTG)
2.5 チャートの読み方-とくにDSCに関して
(1) ベースラインとは? ベースラインの意味
(2) 温度の読み方-どこを読めばいいのですか?
(3) ピークが複数重なっているようなのですが?
(4) DSCとTMAで読んだガラス転移点が違うのですが?
(5) ピーク面積とは?ピーク面積の読み方
(6) 装置によって結果が違うのですが?装置の校正は必要ですか?
2.6 演習
第3講 測定の実際-目的とする情報を得るためのTipsの紹介
3.1 装置校正から理解する原理と注意点 -とくにDSC
3.2 測定条件の選定(温度範囲、昇温速度、サンプル重量、サンプル形態、容器、雰囲気等)
3.3 JISやISOなどの規格
【質疑応答・名刺交換】