『LED用蛍光体の基礎・分散・塗布技術と寿命・発光効率の向上、開発動向』
★このセミナーに参加すれば聴ける耳よりの最新研究動向を紹介!
★希土類元素の光物性など蛍光体の基礎! LED用蛍光体の実例!
★蛍光体:分散、評価! 海外の最新動向を知る!!
【講 師】第1部 (株)東京化学研究所 技術部 開発課 課長 博士(理学)岡本 慎二 氏
第2部 静岡大学 電子工学研究所 ナノビジョン研究推進センター 准教授 小南 裕子 氏
第3部 (有)アイパック 代表取締役 越部 茂 氏
【会 場】てくのかわさき 【神奈川・武蔵溝の口】
【日 時】平成22年10月14日(火) 10:30〜15:45
【定 員】30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。
【聴講料】1名につき45,150円(税込、テキスト費用・お茶代含む)
10月4日までに初めてお申込いただいた新規会員様は早期割引価格⇒39,900円
◆同一法人より2名でのお申し込みの場合、69,300円 ◆昼食は別途1,050円徴収
詳細確認またはお申込をご検討されている方は下記URLをご覧ください ▼
http://ec.techzone.jp/products/detail.php?product_id=1059
第1部 白色LED用蛍光体の基礎と最新研究開発動向
【10:30-11:45】
(株)東京化学研究所 技術部 開発課 課長 博士(理学)岡本 慎二 氏
【講演主旨】
青色光を放出するInGaN系化合物半導体の発光ダイオード(LED)と蛍光体を組み合わせた電球形白色LEDランプや、液晶テレビのバックライトとしての白色LEDが急速に普及しつつある。蛍光灯を凌ぐ発光効率150 lm/Wの白色LEDパッケージが昨秋から販売されており、さらに研究レベルでは249 lm/Wという超高効率の白色LEDパッケージの開発に成功したことが報告されている。これら白色LED用として、窒化物・酸窒化物蛍光体が新たに開発され、現在もこれらを含めた新規蛍光体の研究が非常に盛んである。本講演ではこのような白色LED用蛍光体の開発動向などを、希土類元素の光物性など蛍光体の基礎となる話を交えて概説する。
【プログラム】
1.白色LEDについての基礎知識
2.蛍光体の光物性
2-1 希土類イオンの光物性
2-2 エネルギー伝達について
2-3 希土類イオンの吸収・発光をより長波長にするには
3.LED用蛍光体の実例
3-1 CTS吸収・4f-4f遷移発光
3-2 4f-5d遷移吸収・発光
3-3 4f-4f遷移吸収・発光
4.その他
第2部 新しい蛍光体材料の開発と応用(仮題)
【12:45-14:00】
静岡大学 電子工学研究所 ナノビジョン研究推進センター 准教授 小南 裕子 氏
第3部 LED封止プロセスの最適化と蛍光体分散のポイント
【14:15-15:45】
(有)アイパック 代表取締役 越部 茂 氏
【講演主旨】
LEDは、省エネ型光源として注目されている。今回、照明用LEDの問題及び対策等について解説する。日本では、近紫外LED及び蛍光体で白色化し照明に用いる。この場合の蛍光体分散方法について説明する。又、海外の最新動向等に関する情報も提供する。
【キーワード】
1.LED、高輝度LED、LED照明、LED電球、LEDバックライト
2.省エネ照明、エコ照明、長寿命電球
3.LED放熱対策、LED発熱対策、白色化LED(白色LED)
【プログラム】
1.LED
1)製造方法 2)発光原理 3)発光波長 4)代表構造 5)開発経緯
2.LEDの用途
1)用途 2)表示 3)照明:バックライト、直接照明
3.LEDの封止技術
1)封止方法 2)封止材料:エポキシ系、シリコーン系 3)封止の現状:封止方法、封止材料市場
4.LEDの基本問題
1)発光面 2)発熱問題 3)評価方法 4)光伝送損失
5.白色化LEDの課題
1)デバイス 2)白色化機構 3)封止材料 4)蛍光体:分散、評価
6.LED汎用化の課題
1)高密度化 2)高集積化 3)高放熱複合PKG
4)市場拡大:条件、競合
7.LEDの海外動向:表示、照明
【質疑応答 名刺交換】