太陽電池モジュール材料規格“IEC61730とUL1703”

★このセミナーに参加すれば聴ける耳よりの最新情報を紹介!
太陽電池国際競争力強化の方向性!認証安全試験・バックシート登録制度!
★PVの安全規格を制定・改定する国際会議TC82を知る!
★IEC61730-1, UL1703で要求されるバックシートの安全性試験動向!

【講 師】第1部 (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)  新エネルギー部 主任研究員  山本 将道 氏
第2部 (財)電気安全環境研究所 研究部 課長職 松木 洋 氏
第3部 (株)ケミトックス 太陽電池試験・評価事業部 部長 望月三也 氏

【会 場】てくのかわさき 【神奈川・武蔵溝の口

【日 時】平成22年10月29日(金) 11:00〜16:30 

【定 員】30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。

【聴講料】1名につき45,150円(税込、テキスト費用・お茶代含む)
10月15日までに初めてお申込いただいた新規会員様は早期割引価格⇒39,900円
◆同一法人より2名でのお申し込みの場合、69,300円  ◆昼食は別途1,050円徴収


詳細確認またはお申込をご検討されている方は下記URLをご覧ください ▼
http://ec.techzone.jp/products/detail.php?product_id=1058



第1部 太陽光発電技術開発の戦略的取り組み

【11:00-12:00】

(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)  新エネルギー部 主任研究員  山本 将道 氏




第2部 太陽電池モジュール(PV)使用材料における「安全規格の国際動向」及び「認証安全試験・工場調査」

【13:00-14:15】

(財)電気安全環境研究所 研究部 課長職 松木 洋 氏

【著作・受賞・経歴】
■上記研究所にて1984年より勤務
・電気用品・材料等 安全認証試験登録業務、
・各種認証試験登録制度 工場調査、
・ISO品質(ISO9001)・環境(ISO14001)審査登録業務、
・JICA長期専門家(比国、泰国)等国際協力業務  他
(資格関係は記載に関係なく、
参考までに別ファイルを添付しておきました。)

【キーワード】
PV、太陽電池/光(モジュール)、劣化、(最新)動向、バックシート、封止材、国際(会議/委員会)、TC82、WG2、ボルティモア(ボルチモア)、ケルン、工場調査

【講演主旨】
エネルギー問題や補助金制度などにより脚光を浴びてきた太陽電池モジュールにとって、何年位寿命がもつのかという問題は、個人的にも仕事にかかわる人にとっても重要な事柄になってきています。
そのような方々にとって太陽電池モジュールの寿命を左右する劣化の問題、そして劣化を防ぐための安全試験の数々、さらには安全な製品を造り続けるための工場調査などについて、登録制度の内容も交えながら話をしていきます。
また、安全認証の礎になる国際規格を制定・改定するIEC/TC82国際会議や専門家の集まる国際セミナー、そして国際電話会議などに参加して入手した最新の情報をもとに今後の規格改定をうらなっていきます。

1.太陽電池モジュールの劣化
 ・バックシート、封止材などの具体的劣化事例
 ・実際の写真を用いて、劣化の進行や原因などについて触れる

2.PV使用材料の認証安全試験・バックシート登録制度
 ・具体的にIEC61730-1の材料安全試験をいくつか写真を用いて説明
   (垂直・水平試験、耐トラッキング試験、UV試験など)
 ・バックシートの部品・材料登録制度の紹介

3.PVの認証工場調査
 ・品質システムに関しての調査内容
 (システムの場合、バックシートの工場調査も基本的には同様です)
 ・技術面での調査内容

4.PVの安全規格を制定・改定する国際会議TC82を知る
 ・国際会議の傾向
 (一般参加も踏まえ、ポイントを紹介)
 ・安全規格がどのように決まっていくか

5.海外セミナーでPVの動向を知る
 ・海外専門家たちの様々な意見・考え等を紹介
   (アリゾナで開催された専門家たちによる講演会による)

6.IEC61730-1など安全規格の最新動向
 ・安全規格や国際会議の最新動向
   (IEC/TC82米国・ボルティモア国際会議 (2010年5月)、
  IEC/TC82ドイツ・ケルン国際会議(2010年9月)
 及び毎月開催される国際電話会議などに参加して得た最新情報を紹介)

【質疑応答 名刺交換】




第3部 太陽電池用バックシート・封止材の安全性試験の詳細

【14:30-16:30】

(株)ケミトックス 太陽電池試験・評価事業部 部長 望月三也 氏

【講演主旨】
太陽光発電モジュールに使用されるバックシート完成品に対すUL SU5703 MOT(最高使用温度) 評価方法と封止材の評価手順について重点をおいて詳しく解説する。

【キーワード】
1.バックシート
2.封止材
3.安全性試験

1.太陽電池の規格について
 1-1. IEC61730-1太陽電池(PV)モジュールの構造や使用される各種材料などについて
 1-2. IEC61730-2太陽電池(PV)モジュールの安全適格性確認、試験に対する要求について
 1-3. ULの太陽電池規格について

2.バックシートの試験・評価
 2-1. IEC61730-1, UL1703で要求されるバックシートの試験・評価について
 2-2. バックシートのMOT(最高使用温度)の決定方法の現状と将来について
 2-3. UL SU5703太陽電池バックシート材料のMOT(最高使用温度)の試験・評価について
  2-3.1. 4つの試験方法と特徴について
  2-3.2. 温度と時間の選択方法について
  2-3.3. 積層タイプとコーティングタイプの試験項目・判定基準について
  2-3.4. UL746Bに基づくRTI(比較温度インデックス)試験方法について

3.封止材の試験・評価
 3-1. IEC61730-1, UL1703で要求される封止材の試験・評価について
 3-2. 現在提案されている封止材の試験・評価について
  3-2.1. MOT(最高使用温度)試験について
  3-2.2. 紫外線曝露試験について
  3-2.3. 水浸漬試験について
  3-2.4. レオロジフロー試験について

【質疑応答 名刺交換】