『フィルム・スリット工程のロス低減のための前工程を含めたトラブル対策ポイント』

★スリットの不具合品、不良品、ロスを低減するにはどうすればいいのか?
★スリットの是非をきめる原紙・印刷・ラミネート段階の品質とは?
セミナー風景

【会 場】 川崎市教育文化会館 第2学習室 【神奈川・川崎駅】 JR川崎駅から徒歩12分

【日 時】 平成23年10月24日(月) 10:30〜16:00

【定 員】 30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。

【聴講料】 【早期割引価格】1社2名まで46,200円(税込、テキスト費用を含む)

※9月22日を過ぎると【定価】1社2名まで49,350円(税込、テキスト費用を含む) となります

◆同一法人より3名でお申込みの場合、69,300円

詳細確認またはお申込をご検討されている方は下記URLをご覧ください ▼
http://ec.techzone.jp/products/detail.php?product_id=2344


【活動】
日本技術士会 、技術士包装物流会、日本包装技術協会

 生産・意識改革、モノづくり、生産・製造技術、生産工程、品質管理、工程内での品質作り込み、歩留向上、ロス低減、生産性向上、ラミネート加工技術およびその周辺技術の指導

【著書】
誰でもわかるラミネーティング   加工技術研究会 
Basic Guide to Laminating Technology 加工技術研究会(英文書)


【講座主旨】
ロールからロールへの連続生産で行われるコーティング・蒸着・印刷・ラミネーティング・リワィンティング等の加工工程の次工程では、使用用途に合わせてスリット加工が行われ、最終製品が作られている。現在、何れの加工工程でも多品種小ロット生産、多頻度分割生産が採られることにより、出来上がる製品には不具合品、不良品、ロス増大などの問題が多く見られる。
最終スリット加工では自工程で対応し兼ねるトラブルが多く、スリット工程でのロス増大につながっているのが実状である。これらのロス低減には、前工程を含めたトラブル対策を図る必要がある。主なポイントとこれらの事例を紹介し、説明する。
印刷・ラミネート・スリット加工現場、工務、生産技術、工程・品質管理及びコンバーティング部門の実務に当たられている方々に参考にしていただき、お役に立てれば幸いです。



【プログラム】


1.スリッターの基本構成
 1-1 繰出部
 1-2 スリット部
 1-3 巻取部
     Q&A

2.フィルム・スリット加工の問題点と最適化
 2-1 フィルム二次加工(スリット)までの工程と問題点  
 2-2 各工程での巻締まりシワ不良の発生と不良対策 
 2-3 印刷原反の巻芯でのシワ不良発生と原因と対策
 2-4 ラミネート原反の巻芯でのシワ不良発生とその対策
 2-5 異物混入(継ぎテープ)トラブル発生原因と対策               
     Q&A

3.フィルム・スリット加工での最適化とロス低減事例
 3-1 OPPフィルムの印刷製品およびラミネート製品のスリット加工上での最適化とロス低減 
 3-2 LLDPEフィルムの印刷製品のスリット加工上での最適化と不具合低減  
 3-3 帯状部分印刷ラミネート製品のスリット加工のシワロス低減
 3-4 粘着剤コート軟包装材のスリット加工でのロス低減の最適化とスピードアップ
 3-5 厚物ラミネート製品のスリット加工でのロス低減               
     Q&A

4.スリット製品のロット管理方法の基本
 4-1 印刷・ラミネートにおけるロット管理方法
 4-2 スリット加工でのロット管理方法
 4-3 ラミネートと二次加工とのロットの関係(スリット 500 m 巻 × 3 丁取り)  
     Q&A 

5. スリット加工での留意点
 5-1 自工程での不具合と前工程での不具合を明確に分ける
 5-2 不具合を「入れない、作らない、出さない」
 5-3 不具合の発生を各工程に速やかにフィードバックする
 5-4 なぜ品質不良はなくならない、前工程で品質を作り込む
 5-5 ロット管理による速やかなクレーム処理
 5-6 機械から離れない、そのためには
 5-7 投入量に対してスリット加工での仕上がりが悪い、最終歩留まりは
     Q&A  

【質疑応答・名刺交換】